ドコモ、Android 15対応機種を一挙発表 2年前の「Xperia 1 IV」などは打ち切り！？
NTTドコモは2024年10月に、Android 15への対応機種リストを発表し、多くの注目を集めました。このリストには、最新のソフトウェアをサポートする機種とサポートが終了する機種の両方が含まれています。Android 15は、セキュリティ強化や新機能を搭載した最新バージョンのOSで、ユーザーにとって重要なアップデートですが、一部の人気モデルが対象外となり、議論を呼んでいます。
Android 15対応機種
ドコモは合計36機種がAndroid 15に対応すると発表しました。このリストには、最新の「Xperia 1 V」や「Galaxy S21」シリーズを含む、多くの最新モデルが含まれています。代表的な対応機種は以下の通りです：
- AQUOS R8 pro SH-51D
- Galaxy Z Flip5 SC-54D
- Xperia 1 V SO-51D
- Xperia 5 V SO-53D など、最新のスマートフォンがサポート対象となっています【6】【8】。
サポート打ち切りの機種
一方で、比較的最近発売されたモデルでも、Android 15へのアップデートが提供されない機種がいくつかあります。特に、2022年に発売された「Xperia 1 IV」や「AQUOS R7」などがこのリストから除外されました。これらの機種はAndroid 14まで対応していましたが、ドコモのサポート終了により、最新のOSを利用できないことが決定しました【6】【7】。具体的な対象外機種は以下の通りです：
- Xperia 1 IV SO-51C
- AQUOS R7 SH-52C
- Xperia 10 IV SO-52C
- Xperia 5 IV SO-54C
- arrows We F-51B など【7】【8】。
これらの機種は、まだ使用年数が短いため、多くのユーザーにとってサポート終了は予想外の出来事でした。特に「Xperia 1 IV」は、ハイエンドモデルであり、カメラ性能やディスプレイの美しさで高評価を受けていたため、サポート終了に対して不満の声が上がっています。
ドコモの方針と理由
ドコモは、各機種の性能や長期的なサポート可能性を考慮し、Android 15へのアップデート対象機種を選定しています。通常、メーカーは端末のハードウェアやバッテリーの寿命、セキュリティリスクなどを考慮し、新しいOSの動作に最適な機種を選定します。また、Androidの新しいバージョンは最新のハードウェア機能を最大限に活用するため、古いモデルでは不具合が発生しやすくなる可能性があります。これが、「Xperia 1 IV」などの比較的新しい機種でも、アップデートの対象外となった理由の一つと考えられます【7】【8】。
ユーザーへの影響
サポート終了によって、対象外の機種はAndroid 14以降の新機能やセキュリティアップデートを受け取れなくなります。これにより、時間が経つにつれてセキュリティリスクが高まり、最新のアプリやサービスとの互換性にも影響が出る可能性があります。特にハイエンドモデルを使っているユーザーにとって、これは大きな不満の原因となっています。ドコモは、こうしたユーザーの不満に対しても適切なサポートや機種変更の選択肢を提供していくことが期待されています。
全体として、今回の発表はユーザーにとって重要な情報であり、特に自分のデバイスがアップデート対象かどうかを確認することが求められます。
